海外旅行が好きな人の間でよく聞く「プライオリティパス(Priority Pass)」。
気にはなるけれど、
- 実際どこまで使えるのか?
- 本当に価値があるのか?
- 旅行が少ない人でも持つべきか?
など、判断に迷う人は少なくありません。
結論から言うと、プライオリティパスは “空港時間のストレスを劇的に減らすツール” であり、利用頻度によっては非常に価値があります。
この記事では、世界各地でプライオリティパスを利用してきた経験をもとに、初心者でも迷わないよう メリット・デメリット・使い方・向いている人 を分かりやすくまとめました!
✏️【結論】
プライオリティパスは、海外旅行の回数が年2回以上の人や、乗り継ぎ・深夜便が多い人にとってコスパが高く、とても価値のあるサービスです。
ただし、利用空港によってはメリットを十分に得られない場合もあるため、旅行スタイルとの相性が重要です。
【プライオリティパスとは?】
プライオリティパス(PP)は、世界1,300以上の空港ラウンジを利用できる会員サービスです。
航空会社や搭乗クラスに関係なく、エコノミーやLCC搭乗時でもVIPラウンジが使えることが最大の特徴です。
例えば、ピーチやジェットスターなど格安航空に乗る場合でも、同じクオリティのラウンジを利用できます。
【利用できるラウンジ数】
世界148以上の国・地域に、合計1,300か所以上の提携ラウンジがあります。
特にアジア・ヨーロッパ・中東は提携が多く、トランジット旅をする人には大きなメリット。
例)
- タイ・バンコク(スワンナプーム空港)はラウンジ数が豊富
- エールフランスやKLMのラウンジも利用でき、国ごとの雰囲気や食事が楽しめる!
【国・地域ごとの特徴】
- アジア:食事が充実(台湾・タイ・シンガポールは特に強い)
- ヨーロッパ:落ち着いたビジネスラウンジが多い(スタッフがテキパキ)
- 中東:シャワーや豪華設備が充実
- 北米:混雑しやすい
- 南米:時間帯により混雑傾向
- アフリカ:比較的空いており、料理は現地食からアジア料理まで幅広い
地域ごとに性格が異なるのもPPの面白さです。
どの地域でも“安全に食事できる”点は旅の安心感につながります!
【プライオリティパスのメリット】
【食事・アルコール】
多くのラウンジでは、ビュッフェ形式で軽食から温かい料理まで無料で楽しめます。
フライト前に空港レストランで高額な食事をする必要がなく、旅のコストを抑えられます。
- ライブキッチンがあるラウンジもあり、ホテルビュッフェのような雰囲気
- ワイン・ビールのほか、カクテルを作ってくれるカウンターがある場合も
【休憩スペース】
ラウンジは静かで、席も広々。
電源も多く、PC作業や読書にも最適です。
- 一部ラウンジでは運動スペースがあり、エアロバイクで体を動かすことも可能
【シャワー】
長距離フライト前後やトランジット中にシャワーが使えるラウンジも多いです。
これは個人的に最も価値が高いと感じているポイントです。
特に「深夜便 → 朝到着 → 乗り継ぎ」の場合、
朝シャワーと食事で体力と気分が回復します!
【WiFi & 充電】
安定したWiFiと充電スペースは、旅人にとって必須。
- アジア圏のラウンジは高速で安定
- アフリカでは不安定な場合もあるが、充電コンセントに不便を感じたことはほとんどなし
【プライオリティパスのデメリット】
【混雑しやすい】
人気空港では利用者が多く、入場制限がかかることがあります。
特にアメリカは混雑しやすい傾向があります。
南米の主要都市でも混雑が発生し、入場待ちで50分程度待った経験もあります。。
【入れない時間帯がある】
ラウンジによっては「利用不可の時間帯」や「3時間制限」などの条件があります。
特に、航空会社の主要便が集中する時間帯はPPで入れないケースも。
→ 事前にPP公式アプリで確認するのが安全です。
【国ごとの利用ルールの違い】
同じPP対応ラウンジでも、次の点が国や空港ごとに異なります:
- 利用時間(2〜3時間が一般的)
- 食事の種類(ご当地料理+定番料理の組み合わせ)
- アルコールの種類(基本的にご当地ビールはほぼどこでもあり)
- シャワーの無料/有料(アジアは無料が多いが、他地域は有料が多い印象)
【プライオリティパスが向いている人】
【短期旅行】
年2〜3回の旅行でも、深夜便やアジア旅行が多い人には十分価値があります。
1往復で最大2回使えることが多いです。
【長期旅行(バックパッカー・留学)】
空港での待ち時間が増える長期旅行では、
ご飯・シャワー・休憩がすべて揃っているPPは非常に便利。
体の疲れが溜まりやすいバックパッカー旅とも相性抜群です。
【世界周遊者】
ほぼ必須と言ってよいレベルです。
乗り継ぎが多い旅では「食事の衛生面の安心・休憩の質」が旅の快適さに直結します。
- 街中での食事に不安がある地域でも、ラウンジ食で安心して食べられる
- 飛行機移動が続き疲れた時、ラウンジのブッフェに癒されることも
【実体験】
私自身、これまで世界各地でプライオリティパスを利用してきました。
特にアジアのラウンジは食事が豪華で、トランジット中や搭乗前の休憩で大きく助けられています。
また、長距離フライトの前のシャワーは旅の質を大きく変えるほど効果的です。
さらに、ご当地料理を食べ忘れた時でもラウンジで楽しめたこともあり、旅の楽しみの一部になっています。
【FAQ】
Q:滞在時間は?
→ 多くは「2〜3時間まで」。
超過を厳しく管理していないラウンジもあります。
Q:荷物は持ち込める?
→ スーツケースも問題なく持ち込み可能。
荷物置き場がある場合もあり、安全性も比較的高いです。
Q:混雑して入れない時は?
→ PPアプリで別のラウンジを探す or 時間をずらすのがおすすめ。
日本では整理番号制を導入している空港もあります。海外では列に並んで待つこともしばしば。
【内部リンク(準備中)】
> 海外旅行で必須の「SIMカードの選び方」についても、別記事で詳しく解説予定です。
> プライオリティパスと相性の良いクレジットカード比較記事も公開予定です。
> 世界各地のラウンジレビュー記事も順次アップ予定です。
【まとめ】
プライオリティパスは、空港で快適に過ごしたい人や旅行回数が多い人にとって非常に強力なサービスです。
特に 食事・休憩・シャワー の3つは旅の負担を大きく減らします。
旅行スタイルと利用空港の特徴を踏まえて、あなたに必要かどうか判断してみてください。
まずは一度、旅の一部として試してみるのもおすすめです!
